“初めての受診”はこんな感じです

◇◇◇ 初診の流れを説明します ◇◇◇

初めて病院に受診するときは、ドキドキ緊張するものです。

精神科・心療内科となれば尚更です。

「やっぱり病気なのかな?」、「おかしいのかな?」、「「おかしい」と言われたらどうしよう?」、

「変な人と勘違いされないかな?」、「自意識過剰とか言われたどうしよう?」、

「こんな相談ありかな?」、「これっておかしい?」、「何をしゃべればいいのだろう?」、

「何を聞かれるのだろう?」、「自分が弱いから?」、「気にし過ぎ?」、

「クリニックに入る所を他人に見られないか心配」、

「待合室にはどんな人がいるの?」、「待合室で他人と待つのは怖い」、

「薬は飲みたくない」、「気合いや根性で何とかならないだろうか?」などなど・・・

いろいろと不安だらけです。全くもってその通りです。

でも、大丈夫です!

そんな不安や悩みをひとつひとつ解消していきます。

診察後は「来てよかった」と感じてもらえるように、スタッフ一同で取り組んでいます。

 

○○ 予約の流れ ○○

電話予約 (TEL:099-204-7835) を事前にお願いします。

初診日時は、電話で相談して決めていきます。

そのとき時間が許すようであれば、相談員に簡単な受診理由などを教えてください。

 

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予約なしで来院された場合、当日診察できない可能性があります。

可能な限り対応します。それでも、できない場合はご了承ください。

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○○ 初診 当日 ○○

初診当日は“保険証を忘れずに”お願いします。

意外と保険証を忘れられる方多いです。

忘れても大丈夫です。

その際は10割負担ですが、後日保険証を持参時に返金します。

 

紹介状やお薬手帳もあれば準備をお願いします。

マイナンバーカードは対応準備中です。

 

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再診は、“早く来たら早く終わる”可能性が大きいです。

ですが、初診は“早く来たら早く終わる”とは必ずしもなりません。

ご理解ください。

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“ドキドキの第一歩”

突き当りを右に曲がり、自動ドアを通過する。

この瞬間が一番緊張するかもしれません。

この“勇気ある一歩”に応えられるように、スタッフ一同全力でサポートしていきます。

 

まずは、受付スタッフに「初めて来た」旨をお伝えください。

保険証(紹介状も)確認など一般的なやり取り後に問診表をお渡しします。

問診表は記入後、受付スタッフへお返しください。

あまり考え過ぎず記入して大丈夫です。

“相談員の予診”

次いで、相談員の予診があります。(約10~30分)

今までの生活歴や現病歴をお聞きします。

生活歴とは、学歴や仕事歴、家族構成などです。

精神科・心療内科では、一人ひとりの生き様をとても大事にしています。

そのために生活歴は、診断や治療で重要になってくるのです。

「そんなこと言いたくない」って方もいるでしょう。

もちろん、言いたくないことは答えなくて大丈夫です。

気が向いたら教えてください。

現病歴とは、今回受診に至った経緯のことです。生活歴と重複することも多いです。

話は前後しても大丈夫です。思い出した順、話したい順に教えてください。

“医師の診察”

医師の診察になります。(約30~60分)

「さっき(予診で)話をしたのに!」とできるだけならない範囲で受診の経緯をお聞きします。

同じ話を2回も3回もするのはしんどいものです。

どのような症状がいつからあるのか教えてください。

思い付くきっかけやストレスも教えてください。

「ストレスなんてないのに変だよね?」と答えられる方も多いです。

思いの丈をお話しください。

初対面でアレもコレも話すのは難しいものです。

再診のときに「実は・・・」となるパターンも多いです。

無理せず答えられる範囲で大丈夫です。

あれこれとお話していきます。

「病気なのか」「治療しないといけないのか」「おかしくなったのかどうなのか」など、

多くの不安にお答えしていきます。

「来てよかった」とご期待に応えられるよう、誠実にがんばります。

希望があれば、休職の診断書なども作成します。

“お会計など”

最後にお会計です。

明細や処方箋、次回予約日時を書いた診察券などをお渡しします。

初診時にかかる金額は、3割負担で3000円前後なことが多いようです。

(再診時の金額は、3割負担で1500円前後なことが多いようです)

診断書など文書料などは別途必要になります。

 

自動釣銭機なので会計はスムーズで楽ちんです。

現金だけでなく、クレジットカード、QRコード決済も対応しています。

“お薬”

お薬は“院外薬局”から処方してもらうことになります。

別途、薬局でお薬代が必要になります。

 

初診時のお薬は、少量かつ短期間(2週間程度)のことが多いです。

これは容量や副作用、薬との相性などを確認する必要があるからです。

 

“まとめ”

“最初の勇気ある一歩”から会計まで約60~90分くらいです。

時間に余裕をもって受診してください。

 

少しでも早く“本来の自分”戻れるようにお手伝いしていきます。

1人で悩まず、まずはご相談ください。

診察室でお待ちしております。

いろいろとお話しましょう。

 

院長 平田 裕